共働き【時々B型】博士ママの家計簿:お金の貯め方・使い方

都内で共働きをしている、幼児1人のママです。B型なので自分の興味のあることを調べるのが大好きです。家計簿や資産形成に興味があります♪ フルタイムで働きながらの子育てで、毎日バタバタ。高校の時から大学院まで借りていた奨学金(という名の借金)が合計1153万円!コツコツ返して残り162万円まできました。奨学金を返済しつつ、今後5年間で2000万円の世帯貯蓄を目指しています。

景気循環と投資信託の買い方①アメリカの好景気はいつまで続く?

こんにちは!

 

時々B型ママです。

 

 

昨日の東京は台風で、子どもの保育園も9時から、私も10時から出勤致しました。

私の住む都内は大した影響はありませんでしたが、みなさん大丈夫でしたか?

 

 

 

 

今日と明日は「景気循環投資信託の買い方」というタイトルでおとどけしたいとおもいます。

 

参考にしたのはこちらの2冊です。

 

 

まずは、経済学の王道のテキスト。

マンキュー入門経済学 (第2版)

マンキュー入門経済学 (第2版)

 

 

投資をするにあたり、経済学の基本的な理論では景気はどのように説明されているでしょうか。 

 

 そして、川畑明美さんのこちらの本です。

元手ゼロ、毎月5万円で1億円つくる! 9マス分散式ではじめる積立投資信託

元手ゼロ、毎月5万円で1億円つくる! 9マス分散式ではじめる積立投資信託

 

 こちらの本は景気循環の中で、どのようにポートフォリオを組んだら良いかということが書かれていますので、ご紹介したいと思います。

 

景気循環とは 

 

まず、今日は景気循環とはなんぞや、というところからスタートです。

 

 

景気というのはずーっといいわけではないですし、一時的に悪くなってもそれが何年、何十年も続くかというとそうではありません。

 

良かったり、悪かったりを繰り返します。

 

景気拡大(拡張)期と景気後退期ですね。

 

 

例えば、次の図はアメリカの実質GDPの推移です。

 

 

f:id:tokidokibgata:20180810132350j:image

 出展:上記の「マンキュー 経済学入門」

 

1965年から2010年までのちょっと古いデータですが、みるとわかることがあります。

 

ところどころオレンジの色がかかっていますよね?

 

このオレンジの色がかかっている部分は景気後退の時期です。

 

景気後退とは、経済が成長せず、むしろ収縮している時期のことです。

 

企業は財・サービスの売れ残りに気づき、産出量を縮小する。労働者は解雇され、失業が増加し、工場の操業が停止する。...(そうすると)実質GDPも...所得も減少する。

 

このような所得減少や失業増加の時期は、比較的軽微であれば景気後退と呼ばれ、厳しければ不況と呼ばれる。

 

この景気後退あるいはもっと厳しい不況の時期ですが、実は不規則な間隔で現れます。

 

 

 

景気循環、という言葉を見ると、景気変動が規則的で予測可能なイメージですが、実際は全く規則的ではありません。

 

しかも、景気変動の時期はまったく予測が不可能です!

 

1980年の景気後退の後、すぐに1982年にまた景気後退が起こることもあります。

(上の図の1980年と1982年のオレンジ色の部分をみてください)

 

しかし、そのあとは1991年まで景気後退は起こらず、さらに、1991年から2001年は歴史上最も景気後退が現れない長い時期だったと言われれています。

 

 アメリカの好景気はいつまで続く?今はどのステージか?

 

さらに、今日の日経新聞にも書かれていましたし、皆さんの実感するところでもあると思いますが、現在、アメリカ経済は好況が続いています。

 

米企業、好況で24%増益 4~6月:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO34007630Z00C18A8MM8000/

 

 

 

110か月以上の好況が続いていて、これは歴史的にも1991年から2002年に続く長さの好景気に当たります。

 

 

しかし、アメリカ経済がいつまでこの好景気でいるかというのは懸念されるところです。

 

この景気循環の時期は全く予測が不可能な点が厄介ですよね^^;

まぁできたらみんなビリオネアですが(笑)

 

 

しかし、投資家レイ・ダリオは2018年8月1日発行の以下のFortuneの記事内で「今、アメリカ経済は好況期の終わり("late-cycle")にいる」と言っています。

 ※英語です

fortune.com

 

 

この記事によると、中国との貿易摩擦の懸念だけでなく、巨額の財政赤字原油価格の上昇とベビーブーマー世代の引退による労働力不足が2019年以降の景気失速の懸念となっています。

 

 

こちらは、2017年以降の実質GDPの予測です。f:id:tokidokibgata:20180810135843p:plain

出展:http://fortune.com/longform/economic-expansion-end-is-near/

 

 

これ面白くないですか?

 

 

ホワイトハウスは当然、長期で3%の実質GDPの成長を予想していますが、CBO(議会予算局)やIMFは2018年度以降の実質GDP成長率は鈍化することを予測しています。

 

 

記事の中で、レイ・ダリオや他の投資家らは「現在の株式市場で投資する価値のある(worth buying)なものは見つけられない」と言っています。

 

でももしかしたら、まだまだ株価は高いままかもしれませんし、さらに上昇するかもしれません。

 

 

残念ながら、誰もいつ景気後退がやってくるかを予測できません。

いくら有能な経済学者であってもです。

 

ただ、今は好況期の終わりにいるというのはありそうです。多くの指標がそれを示している、と先ほどのFortuneの記事には載っていました。

 

 

それでは、明日のブログでそのような時の投資方法について、考えてみたいと思います。

 

また遊びに来ていただけたら嬉しいです^^

 

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