気になる【共働き女性の生涯所得】
こんにちは!
先日、女性の労働力率のグラフが、
M字型じゃなくなってきているよ!
という記事を取り上げました。
女性の生涯所得って差があります
しかし、労働者として働いて入るけれど、
それが正規雇用でもフルタイムなのか、時短勤務なのか、
非正規雇用として働いているのか、
いつのタイミングでフルタイム勤務を再開したのか、など
女性の働き方は多岐にわたります。
今日は、数日前の日経新聞の記事でも紹介されていた、
ニッセイ基礎研究所の久我尚子主任研究員によるレポートで、
共働きあるいは出産を経て時短勤務や専業主婦になった人の生涯所得の推計の結果をシェアしたいと思います^^
( リンクでレポート全文読めます)
こちらのレポートでは、女性の就労パターンを以下のように細かく分けています。
大学卒業後、フルタイムの正規雇用者で働き続け、出産等なく就業継続し、60歳で退職の人。
大学卒業後、フルタイムの正規雇用者で働き、二人出産し、それぞれ1年ずつの育休を取得したのち、フルタイムで復帰し、60歳で退職という人。
はたまた、二人出産までは上記の人と一緒で、出産後は時短勤務の人。
もしくは、第一子出産時に退職する人。
そして、第二子が3歳、あるいは小学校に入学するタイミングでパートで再就職したり、フルタイムの正規雇用で復帰したり。
大学卒業後、非正規雇用者で働き続け、出産を経て、時短勤務にしたり、仕事をやめたり、また復帰したり。
どれも「あるある!」だと思います。
これだけ、女性のライフタイムにおける働き方って本当様々ですよね。
このレポートでは各働き方に対応する予想生涯所得についてこのような結果が紹介されています。
大学卒業後フルタイムの正規雇用で60歳まで働き続け、出産等で中断がない場合の生涯所得 は2億5千万円。
もし二人出産して、育休を1年ずつ取り、復帰後はまたフルタイムの正規雇用で働く場合、生涯所得は2億3千万円。
先ほどの人と比べて2千万円マイナスです。
出産後、時短勤務で復帰をした場合は、生涯所得は2億1千万円〜2億2千万円。
出産を機に退職し、パートで復帰した場合、生涯所得は6千万円。
なんと、フルタイムで復帰した人と比べて1億7千万円もひらきがあります。
もちろん、家族の形は様々。各家庭で事情も違います。
どの働き方が「いい」かというのは、外野がとやかく言う問題ではないと思っています。
さらに、今後10年、20年したら、男女・年齢かかわらず、働き方も多様化している気がします^^
共働き夫婦のお金の使い方
我が家は子どもが生まれて育休を取り、
その後、フルタイムで共働きをするという選択肢をとりました。
これが収入としては多くなるケースだと思います。
一方、時間がないので、お昼は外食ですし、
ベビーシッターやネットスーパーなど、
時間をお金で買う、というお金の使い方もしています。
我が家も第一子の出産と産休育休を経て、私が職場復帰したので、
ようやく家計に安定感が出てきました。
これから貯蓄を頑張りたいところです。
私たち共働き夫婦が
- どんなことにお金を使っているのか
- どういうことに使うお金は「いい使い方」だと夫婦間で共有しているか
については、またおいおい紹介していきたいと思います!
ぜひまたお越しいただけたら嬉しいです。
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今日の家計簿
- ランチ 1150円(定年間近の同僚と。いろんなビジネスの話が聞けておもしろかったです!)
- お菓子 ダース 112円