共働き【時々B型】博士ママの家計簿:お金の貯め方・使い方

都内で共働きをしている、幼児1人のママです。B型なので自分の興味のあることを調べるのが大好きです。家計簿や資産形成に興味があります♪ フルタイムで働きながらの子育てで、毎日バタバタ。高校の時から大学院まで借りていた奨学金(という名の借金)が合計1153万円!コツコツ返して残り162万円まできました。奨学金を返済しつつ、今後5年間で2000万円の世帯貯蓄を目指しています。

【書評】「生命保険料は月5000円だけ」我が家の場合は?

 

こんにちは!

 

先日、我が家の医療保険見直し中という記事を書きました。

 

tokidokibgata.hatenablog.com

 

いま私(30代半ば)が入っている医療保険

  1. 都民共済
  2. アフラック医療保険
  3. アフラックがん保険

の3つです。

 

 

都民共済に2千円、

アフラック医療保険に3千円、

アフラックがん保険に2千円

と、合計7千円を医療保険に支払っています。

すべて掛け捨てです。

 

よく保険の本に

医療保険は無駄だ」

と書かれています。

 

 

そこで、これは勿体無いんじゃないか、と こちらの本を読んで勉強しましたのでシェアしますね♪

 

どんな家庭でも 生命保険料は月5000円だけ

どんな家庭でも 生命保険料は月5000円だけ

 

 

 

家庭や年代別におすすめの保険の入り方が書かれていて、

とても参考になる本でした。

 

保険は加入するものではなく購入するもの、しかもリスク商品

 

この本を読んで最初にぐぐっときたのが、

生命保険は構成員同士が互いに助け合う相互扶助の仕組みなのではなく、皆さんが大切なお金を支払って購入する金融商品です

 

生命保険ってあたかも若いうちや元気なうちに入って、いざ保険給付がされる状況(入院や死亡)がおこったらみんなで出し合った保険料でその人の生活を支えてあげよう、という助け合いの仕組みをイメージをしていました。

 

しかし、この本を読んでハッと、目が覚めました。

 

確かに、助け合いの仕組みではあるんだけど、国の公的年金や健康保険とは違って、加入者は自分で保険商品を選び保険料を払って、それに見合った額、つまり保険アクチュアリーに基づき計算された額の保険給付が受けられる仕組みです。

 

助け合い、なんて生ぬるいものではありません。

 

だって、これは金融商品ですから!!

購入するものです!!奥さん(私)しっかりして〜。

 

(ただし、都道県民共済は相互扶助の仕組みになっており、「購入する」ものではなく「加入する」ものです。)

金融商品なので、銀行の定期預金から株式、FXなどと同じです。

便益をもたらすかもしれないけど損もする可能性もあるリスク商品です。

結婚したら入っておこう、病気になったときの医療費怖いから入っておこう、という意識では甘いんだなと気づかされました。

 

 

毎月7千円、年間8万4千円分もお金を払うに値する金融商品なのか、

と考えると、

 

答えはNoです。

 

この本のいいところ

①直近の利率改定にも対応

この本は最近出版されたので、2017年4月の利率改定についてもフォローしています。

2017年4月といえば、マイナス金利となったあとで、どこの金融機関も預け入れされたお金に対してどう運用していくかが厳しい状況となっていました。

そこで、生命保険を中心に、2017年4月からのきなみ保険料が高くなっていました。

これについてもしっかり書かれています。古い本だとそうはいかないですからね。

金融商品、保険の情報は日々変わります。

 

②あくまで公的な社会保険の補完財としての民間の保険というスタンス

また、遺族年金や障害基礎年金障害年金についてもきちんとフォローしてあるので結構わかりやすいです。

 

あくまで、公的な社会保険(年金・健康保険)が足りない時に、足りない分を民間の保険で賄えばいいということです。


その中で、必要な保障額は配偶者に決めてもらう、というアイディアがおもしろかったです。

我が家は収入が同じ程度の共働きなので、どちらかになにかあったときもそれほど保険が必要ないかもしれません。

それでも子どもを育てるにあたり教育費もかかるでしょうし、まだ家も買っていないので、主人には私より多く保険をかけています。


あと、この本を読んで知ったのですが、遺族厚生年金は加入している日数が少なくても「最低300ヶ月は加入したもの」として計算されるということでした。

我が家は私も主人も学生時代が長く、厚生年金に加入したのは最近のため、この点を心配していましたがよかったです。

 

 サラリーマン+子ども世帯にオススメの保険は?

サラリーマンで子供が居る家庭で1番オススメするプランは、

  • 収入保障保険または10年定期保険
  • 余裕があればがん保険
  • 医療保険は入らず、医療貯蓄として毎月別途貯蓄していく

 

収入保障保険はひと月5,000円で安心が得られます!
もしくは10年定期の保険でより安心できますが、これはまだ小さい子供が居る家庭でいいですね。

 


最も安い生命保険は?

 

実は最も安い生命保険は団体保険とのことです。

 

これは卸値で買えるスーパーで言うとプライベートブランドみたいなものですね

 
そこで、私の職場の団体保険調べてみました。

 

死亡保険金2千万円の生命保険(定期の掛け捨て)で、30歳から35歳で保険料は月1,000円、36歳から40歳までで月に2,000円でしたね。

また、割戻金があって、その割合が40%以上だったので、かなりの割合が毎年戻ってくるようです。したがって、実際支払う保険料ってのは月600円〜1200円で、大変安いと考えられます。

今、私が支払っている収入保障保険が年間で30,000円ほど、月に直すと2,500円なので、団体生命保険の検討の余地もあります。ただ、5歳ごとに保険料が上がるのでその点どうしたものかなぁと思います。


さらに、医療保険は買うよりも医療貯金をする方が断然得するそうです。

 

あちゃー。医療保険に5千円(都民共済2千円、アフラック医療保険に3千円)支払っている私は耳が痛いです。


あと、子供の保険は入らない。特に東京都は子供の医療費タダですもんね。

我が家も入っていません。


さらに、すで加入している生命保険の終身保険の場合、見直したいなと思ったら払い済みを使うと良いとのことです。

そうすれば損はしないですからね♪

 

やはり、収入保障保険または定期保険で死亡に備え、プラスがん保険を購入し、医療保険は医療貯金をしていくというのがよさそうです。

 

私は収入保障保険は購入しているのですが、団体生命保険とまた比較する必要がありそうです。

がん保険も見直したいなと思っています。

その際、医療保険は全部やめてしまうのか、第二子妊娠出産を考えると入っておくべきか、もう少し考えて、FPさんと相談しようと思います。

 

 

それでは、今日も良い1日をお過ごしください♪

 

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